冬の花

暗い道の中、好きな曲を聴いた。

まだ昼間は暑い秋の入り口に。
聞くのは「冬の花」。
大好きなこの曲は、耳に入るたびに、目に映る景色が雪の降る街になる。

あの日、川浮かぶ白鳥を見た。
川から飛び立つ姿を一生懸命カメラに収めようとした。

本当に過ごしたかったのは、白鳥の棲む川ではなく。
だた飛ぶ姿を見て時を過ごした。

雪の降る春の入り口。
「冬の花」を聞いて思い出すのは、あのときの思い。